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研究・技術開発概要

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技術概要

高選択的ハロゲン化反応と高度精製技術を駆使した異性体制御技術、それを支える解析技術で用途に応じた高品質ハロゲン製品を提供しています。またハロゲンの特性を知り尽くしたマナックだからできる異種ハロゲン化とクロスカップリング反応を駆使することによって、電子材料分野・医薬分野などで求められる高次製品にも迅速に対応。提案型開発を重視した研究開発体制により顧客ニーズの開拓をより一層進め、高難度のご要望の実現に技術力でお応えしていきます。

研究開発・受託体制

お客様の潜在的ニーズを開拓し、提案型研究開発を進めるとともに、各部署が密接に連携して提案からサンプル合成、製品化までを早期に実現できる受託体制を確立しています。さらに「産学官」とも積極的に連携し、多くの大学や研究機関との共同研究で画期的な合成や機能性製品の開発にも挑戦しています。

研究開発の成果

次世代の電子部品に対応した高機能ポリイミドの開発・用途研究をはじめ、機能材料分野や医薬分野において大きな成果を収めています。

ODPA-M

耐熱性や絶縁性に優れたポリイミド樹脂が使用される電子材料関係。
マナックの自社開発製品「ODPA-M」(オキシジフタル酸無水物)を使用することで、「ポリイミド」に、今までにない機能を付加することができます。

●特徴

(1)透明性に優れ、光学材料用途に使用可能
(2)Tg調整が可能
(3)熱により部品との粘着が可能です。

●用途例

耐熱性を付与した透明性フィルム、光学材料用途、粘着剤など

PEPA

強度の構造用ポリイミド材料が得られる「PEPA」(フェニルエチニルフタル酸無水物)の工業化に成功し、新しい材料開発のキー化合物としてNASAやポリイミド研究会などで注目されています。用途例/超高耐熱材料、成形材料、航空宇宙材料など

宇宙帆船IKAROSにODPA採用

溶媒溶解性や光透過性、柔軟性、接着性などを付与した非対称の分子構造を持つ新規ODPAの開発に成功。その技術が宇宙航空研究開発機構(JAXA)から評価され、宇宙帆船IKAROSのセイル用ポリイミド樹脂フィルムに採用されました。

固定化できるエトキシシラン系の消毒成分「ETAK」

広島大学と共同開発した「Etak」は、水やエタノールあるいはその混合の溶媒に溶解することができ、布、木、ガラス、金属などに室温で固定化が可能。空気感染や接触感染による感染拡大のリスクを下げることが期待でき、新型インフルエンザにも有効です。

※詳しくはこちらへ 株式会社 CampusMedico (キャンパスメディコ)


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